女性を集団レイプ、難民ら10人に禁錮刑 ドイツ裁判所
2020年7月23日 22:27 発信地:フランクフルト/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ]

【7月23日 AFP】ドイツ南部フライブルク(Freiburg)の裁判所は23日、
2018年にナイトクラブの外で女性を集団レイプした罪で、難民の男ら10人に対し
3〜5年半の禁錮刑を言い渡した。事件は、外国人に対する極右の怒りをかき立てていた。

 当時18歳だった被害者の女性は、ナイトクラブで薬物が混入した飲み物を飲まされ、
その後近くの茂みに連れて行かれ、2時間以上にわたり集団レイプを受けた。

 禁錮刑が言い渡された被告10人と無罪となった被告1人のうち、8人はシリア難民。
残る3人はそれぞれイラクおよびアフガニスタン出身の難民と、ドイツ人だった。

 フライブルクでは2016年にも、難民申請中だった自称アフガニスタン国籍の少年が
若いドイツ人女性をレイプし、殺害する事件が起きている。

 こうした難民による性犯罪は世間の注目を集め、
ドイツ政府のリベラルな難民政府をめぐる大きな議論を招いている。(c)AFP

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