トランプ大統領 「バイデン氏は認知テスト受けるべき」 2020年7月23日 13時50分

アメリカのトランプ大統領は、ことし秋の大統領選挙で野党・民主党の候補者指名を確定させている
バイデン前副大統領について、「認知機能を計るテストを受けるべきだ。
大統領は頭の切れる人物でなければならない」と述べ、77歳と高齢のバイデン氏を攻撃しました。

トランプ大統領は22日、FOXテレビのインタビューで、
「メディアが私のことを『不能』だとか『正気でない』などと言うので、私は1年ほど前に、
そうした人々を黙らせるために認知機能をはかるテストを受けた。結果は満点だった」と述べました。

そのうえで、野党・民主党の候補者指名を確定させているバイデン前副大統領について、
「同様のテストを受けるべきだ。敬意を払ったうえで言うが、彼はどこかおかしい。
いずれ誰もがそうなるが、そのリスクを冒すことはできない」と述べ、
77歳と高齢のバイデン氏は認知能力に問題があると示唆する独自の主張を展開しました。

そして「大統領は頭の切れる人物でなければならない。習近平国家主席やプーチン大統領は頭がよく、
100%でない人物を大統領にするわけにはいかない」と述べ、
バイデン氏ではなく自分こそが大統領にふさわしいと主張しました。

秋の大統領選挙に向けて、自身も74歳となったトランプ大統領は、世論調査の支持率でバイデン氏に
水をあけられていて、攻撃を強めることで、失地回復につなげたいねらいがあるものとみられます。

ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20200723/k10012529751000.html