甕棺の頃には、遺体の手足を縛り、身動き出来ないような姿勢で葬ることもあったね
棺桶に入れて土葬する時も、かなり後までこの風習は残っておった
これは死者が蘇っても出て来られないようにする意味があったという

まあ、昔はそれくらい生と死の間が曖昧だったんだね

>>41
九相図はいわゆる檀林皇后の「帷子が辻」の故事からだけど、それの元になった仏教の修行法が
「不浄観」というものじゃな
瞑想の中で仏の姿や仏国土の姿を思い描く、観相といわれるものの一種で、肉体が死んで腐り、
崩れていく様を目の当たりにしているかのように思い描く
これは肉体が所詮仮初めのものに過ぎないことを思い知り、肉欲などの執着を断つための修行法

この不浄観を行ずるため、タイの仏教寺院などではガチに死体が腐って白骨化するまで放置する
ための部屋があったりするニダ
絵どころの話じゃねえわけじゃな