国民・玉木代表「野党結集すれば何とかなる状況は終わった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebdb691827046b9c6de161516b2f59b50273c69c
国民民主党の玉木雄一郎代表は8日の記者会見で、5日に投開票された東京都知事選の結果を受け
「(野党が)単に結集すれば何とかなる状況は終わった」と述べ、立憲民主党などが主導する
従来の「野党共闘」路線は、次期衆院選では通用しないとの見方を示した。

都知事選では、立民や共産党などが支援した候補の得票が約84万票に終わったのに対し、
れいわ新選組や日本維新の会の公認・推薦候補も60万票台を得て、野党票が分散した。
玉木氏は「共産とだけ1つにまとめれば(与党と)1対1の構図が作れるという前提が崩れた。
維新やれいわが候補を立てれば、共産と統一しても三つどもえになる」と分析した。

そのうえで「共産から維新まで一致できる政策は消費税減税だ。消費税減税で野党はまとまって戦うべきだ」と強調。
安倍晋三首相が消費税減税を争点として衆院解散・総選挙に踏み切る可能性に触れ
「政府・与党がそれを言い、後から野党が『じゃあうちも減税します』では全く選挙にならない」と危機感を示した。