※ご要望にお応えして本日のサイトカインストーム記事です

感染拡大で待ったなし!日本のワクチン・治療薬開発は本当に大丈夫か?
7/17(金) 10:57配信ニュースイッチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/88ab10c9a012a31338e470c6bf6cafc4073cba20

新型コロナは重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)などと同様のウイルス。
感染者の多くは軽症や無症状だが、高齢者や糖尿病といった持病を持つ患者など全体の数%が重症化する。
重症化の原因に免疫が自分の体の正常な組織を攻撃する「サイトカインストーム」などが指摘されている。

日本を含む東アジア地域の新型コロナによる死亡者数は海外から少ないと見られている。
一般的に日本人の死亡者数が少ない要因として、高いマスク着用率や手洗い、
過去に類似ウイルスが流行した際に免疫を獲得した可能性、乳幼児期のBCG接種などが挙げられる。

新型コロナはせきや会話などによる飛沫(ひまつ)が主な感染経路とされる。
ウイルスはヒト細胞に侵入することで感染し、感染後2週間程度で発症すると考えられている。
飛沫を遮断することが感染拡大を防ぐ有効な手段だ。

理化学研究所は6月、富士通と共同開発するスーパーコンピューター「富岳」を利用し、くしゃみや会話時の飛沫拡散のシミュレーションを実施。
会話での飛沫が2メートル程度飛ぶため対話者の正面にいることはリスクが高いがパーテーションで区切ることで飛沫到達量を10分の1以下に減らせることを示した。

新型コロナはせきの飛沫だけでなく、手すりやドアノブなどを経由した間接的な接触で感染する。
また換気が十分でない環境では、せきやくしゃみなどがなくても感染すると考えられている。