TSMC(台湾メーカー)が強い理由は、日本や欧米各国が支援してるので、その辺のことをしっかり分かってる台湾は米国に工場を作ったのです。
それは世界経済が米国を中心としたグローバルな「御恩と奉公」の仕組みがあるからかもしれません。

※参考

知られざる世界最重要企業 Appleチップを生産するTSMC
2020年07月01日 15時00分
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/01/news029.html
台湾TSMCの半導体には米国製の技術が投入されているので、米国の輸出規制が適用されるというものである。
印刷会社には「町工場」のような小さな会社もあるが、ただし半導体はそこが違う。規模の経済が強く働くため、寡占化が進んでいる。

21世紀の現役世代の読者には信じられない話かもしれないが、30年前には世界一の半導体製造企業は日本のNECセミコンダクターズだった。
Intelがプロセッサに社運を賭けた理由は、当時Intelの主力製品だった半導体メモリの分野で日本企業との競争に敗れたからだ。

当時のIntelのCEOだったアンドリュー・S・グローブ氏が自著「パラノイアだけが生き残る」でその経緯を詳しく述べている。
日本製の半導体メモリがIntel製品より品質が優れていると聞かされた時の反応を、グローブ氏はこう記している。
「われわれの最初の反応は『否定すること』だった。そんなことは、あり得ない、と。この種の状況に陥った者なら誰もがするように、我々はその縁起でもないデータを激しく攻撃した。
自分たち自身でその報告に間違いがないことを確認して初めて、製品の品質向上に取り組み始めたのである。だが、そのときにはすでに大きく遅れを取っていた」