WHO評価で「最も開発が進んでいる」ワクチン、ブラジルが1億回分確保 2020/06/28 21:55

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】ブラジル政府は27日、英製薬大手アストラゼネカが開発を進める
新型コロナウイルスのワクチンについて、接種回数で1億回分を確保したと発表した。

 世界保健機関(WHO)によると、世界では140種類を超えるワクチンの研究が行われている。
WHOは、アストラゼネカのワクチンを「最も開発が進んでいる」と評価している。
ブラジル政府は1億2700万ドル(約136億円)を支援し、まずは来年1月までに約3000万回分と、
その後の現地生産のための技術提供を受ける。ブラジルは最終段階の臨床試験にも協力している。

 来月には、サンパウロ州で中国企業が手がけるワクチンの治験も始まる予定だ。
ロイター通信によると、イタリアの研究機関も治験を実施する方針だといい、
感染者が世界で2番目に多いブラジルは、ワクチン開発競争の主戦場になっている。
ttps://www.yomiuri.co.jp/world/20200628-OYT1T50131/


国防省の文民高官、全員女性に スペイン、大臣・副大臣ら4人
2020/6/28 21:43 (JST) 6/28 21:55 (JST)updated 一般社団法人共同通信社

 【パリ共同】スペイン紙パイスは28日までに、同国国防省で高位の文民・政治ポストである
大臣、副大臣、次官、情報機関長官を初めて全て女性が務めると報じた。1月に発足した
サンチェス左派連立政権は閣僚を男女同数とし、男女平等を主要施策の一つに掲げている。

 参謀総長や3軍のトップは全員男性。同国軍でそこまで高位に達した女性はまだいない。

 ロブレス国防相は自主退職する男性のオリバレス副大臣の後任に、
自身の官房長を務めてきたエスペランサ・カステレイロ氏を充て、
国防次官にも女性幹部を昇格させることを決めた。情報機関長官は既に女性が務めている。
ttps://this.kiji.is/649953718885893217