「私に自由をください」東京入管収容外国人が訴え 長期化、劣悪な環境に抗議デモ
毎日新聞2020年6月21日 00時13分(最終更新 6月21日 11時57分)

 難民認定申請中の多くの外国人らが長期収容されている現状の改善を訴え、
難民支援団体などが20日、東京出入国在留管理局(通称・東京入管、東京都港区)周辺で、
抗議デモを行った。この日は「世界難民の日」。参加者の抗議に応える形で、
入所する外国人らはガラス越しに大きな声を上げ、「自由をください」と訴える人もいた。
こうした状況をいつまでも放置していいのだろうか。【鵜塚健/統合デジタル取材センター】

 「東京入管を考える会」や「牛久入管収容所問題を考える会」などの難民支援団体や労働組合などの
約120人が参加。最寄りのJR品川駅前を出発し、約1時間半にわたって東京入管周辺を歩き、
「長期収容やめろ」「外国人の命を守れ」などと訴えた。

 東京入管前では、参加者が立ち止まり「お父さんを家族のもとに返せ」「皆さん、諦めないでください」などと
大きな声で呼びかけた。これに対し、入管の上層階では入所者の外国人が集まり、
ガラス越しに手を振ったり、大声で「ありがとう」などと応えたりしていた。
中には「Give me freedom(私に自由をください)」などとメッセージを書いたTシャツを
窓越しに見せ、思いを訴える入所者もいた。(以下略)
ttps://mainichi.jp/articles/20200620/k00/00m/040/218000c

>「難民鎖国」とも呼ばれる難民認定率の低さや難民申請者の長期収容を続ける日本の姿勢に、
>国際社会からは極めて厳しい目が向けられている。

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