会話や行動の障害

会話や行動のまとまりが障害される症状である。
日常生活では、話のピントがずれる、話題が飛ぶ、相手の話のポイントや考えがつかめない、作業のミスが多い、行動の能率が悪い、などの形で認められる。症状が極端に強くなると、会話や行動が滅裂に見えてしまうこともある。こうした症状は、注意を適切に働かせながら会話や行動を目標に向けてまとめあげていく、という知的な働きの障害に由来すると考えられる。