BSNHK 水害の避難対策 広島大学感染学教授(感染制御) 呉市(自治体)

・避難所では入り口では問診、大部屋と(症状のある人を隔離する)小部屋など必要となる。※避難所で発熱患者を見つけ出すことでクラスターを防ぐ仕組みが求められる。

・避難所では(病院などでウイルスを天井に逃がす)置換換気の装置の導入が必要となる。※置換換気がないなら2か所の窓を開けることで対処するしか方法がない。

・まだ実験段階で実用化されてないが、最新の洪水予測システムでは実際の洪水発生場所を的確に示すことができ、24時間前に水害のリスクを捉えられてる。法的な問題もあり実用化に時間がかかってるので、気象庁の予報システムで対処するしかない。

・災害復旧で多くのスタッフが投入されることになり、職場での大規模な集団感染のリスクがある。徹底した感染防止対策がインフラ会社(ガス電力など)に求められる。(自然災害と感染症に同時に立ち向かうことになる。)

・家庭では、疾患のある人は薬を多めに備蓄する必要がある。食料も3日以上の備蓄が必要となる。水道や下水が止まれば公衆衛生が悪化し、停電は医療機関を麻痺させるので、厳しい事態が想定される。

※避難場所でのウイルスを排出する置換換気システムの導入(ハード)や避難所で発熱した患者を見つけ出す仕組み(ソフト)が必要となります。