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狂犬病の患者死亡 14年ぶりに確認 フィリピンで犬にかまれたか
2020年6月15日 11時50分

フィリピンから来日し、先月、国内で14年ぶりに狂犬病の患者と確認された
愛知県豊橋市の30代の外国籍の男性が13日、死亡しました。

豊橋市保健所によりますと、死亡したのは、
ことし2月にフィリピンから来日した外国籍の30代の男性です。

男性は先月、豊橋市内の医療機関を受診し、足首の痛みや腹痛、
おう吐などの症状を訴えたため、国立感染症研究所に検体を送って検査したところ、
国内では14年ぶりに狂犬病に感染していると確認されました。

男性は市内の病院に入院して治療を受けていましたが、おととい(13日)死亡しました。

男性の家族は、去年9月ごろにフィリピンで犬に足首をかまれたと話していることから、
豊橋市はフィリピンで感染したとみています。

厚生労働省によりますと、狂犬病はウイルスに感染した犬や猫にかまれることで感染し、
通常ヒトからヒトに感染することはないということです。

また、感染してすぐにワクチンを接種すれば発症を防ぐことができますが、
発症すると有効な治療法はなく、ほぼ100%の患者が亡くなるということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200615/k10012470641000.html