仏警察、人種差別との指摘に反発 2日連続で抗議デモ
2020年6月12日 22:06 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]

【6月12日 AFP】フランスで、警察内に人種差別が横行しているとの見方が広がり、
これに反発した警察官らが抗議活動を展開している。12日には、国内各地で2日目のデモが行われた。
警察官らは、米国で起きた黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんの死亡事件を受けて
強まっている批判から、政府高官らが警察を守らなかったとして激しく非難している。

 同日には首都パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りに警察官数十人が出て、事前申請していない
デモを決行。「警察がなければ平和もない」と書かれた横断幕を掲げて車道を歩き、交通を妨害した。

 前日11日には、リール(Lille)やマルセイユ(Marseille)などの警察官らが、
手錠や腕章などを地面に投げ捨てて抗議。多くの警察官が、
クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相の辞任を大声で要求した。

 2日にはパリ市内にも、米国の「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」抗議運動に
共感する約2万人が結集。
 これを受けてカスタネール内相は、警察における人種差別への「ゼロ・トレランス(不寛容)」を表明し、
容疑者拘束時のチョークホールドの禁止にも言及。これが警察官らの怒りを招いていた。(c)AFP
ttps://www.afpbb.com/articles/-/3288075


最新原潜が就役 ロシア 2020年06月12日21時30分

 【モスクワ時事】ロシア国防省は12日、弾道ミサイル搭載可能な
最新鋭原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」が就役したと発表した。北方艦隊に配備される。

 同艦はロシアの核戦略を担う第4世代のボレイ型原潜。
全長170メートルで、これまでのボレイ型原潜に比べ、航行時の音が静かになったことが特徴という。
同艦は昨年10月に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「ブラワ」の発射実験を成功させている。
ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2020061201191