ブルーインパルスと「河野太郎防衛相の野心」共感のウラにあるもの
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河野太郎防衛相は、このイベントを発案したのは自分であると2日の定例会見で明らかにした。
後手後手に回った新型コロナ対策や東京地検の黒川弘務検事長に関する諸問題で、安倍晋三内閣の支持率がガタ落ちする中、一人だけ好感度アップに成功した形といえる。ブルーインパルスのスモークは、ポスト安倍の一番乗りを示す狼煙にもみえる。

報道陣から「今日のマスクはどういったものか」と聞かれ、「これはブルーインパルスがデザインされたマスクでございます」と回答。
続いて、この日午後に予定されたブルーインパルスによる感謝の飛行について「発案の経緯は?」と聞かれたのに対し、「やることが大事なので、プロセスはどうでも良いだろうと思います」と述べ、答えをはぐらかした。
ブルーインパルス柄のマスクを掛け、どう見ても「察してほしい」という空気を醸しつつ、この時は結局はうやむやにした。
河野氏の態度が一変したのは、ブルーインパルスの飛行が終わり、好意的に受けとめる意見がSNSなどで広がった後だった。