「公権力への絶望が広がった」 辞意表明の安倍首相に識者らから厳しい評価も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/51812
神戸女学院大名誉教授・思想家内田樹(たつる)さん 安倍政権の7年8カ月で国力が落ち、
日本の国際社会における多くのランキングで「先進国中最下位」が定位置になった。
首相が数々の疑惑を免責されたことが常態化し公権力への絶望が広がった。コロナ禍では
失態を重ね、緊急事態に首相に権限を集中しても意味がないということを露呈してしまい、
改憲の大義名分が消えた。同じ顔触れでの政権のたらい回しは許されない。