知人女性を殴るなどしてけがを負わせたうえ、性的暴行を加えたとして、神奈川県警南署は26日、強制性交致傷の疑いで、横浜市南区宮元町の会社員、村門久太郎容疑者(64)を逮捕した。「性交したのは間違いないが、同意のうえだった」と容疑を一部否認している。

 逮捕容疑は25日午前2時から約1時間にわたり、村門容疑者の自宅で、同区内に住む知人の無職女性(39)の顔や頭を殴るなどしてけがを負わせたたうえ、性的暴行を加えたとしている。

 同署によると、女性が自ら110番通報し、事件が発覚。村門容疑者と女性は普段から食事をともにする関係で、この日も2人で店で飲酒後、タクシーに同乗して村門容疑者の自宅に向かった。女性は「性的関係を求められるとは思わなかった」などと話しているといい、同署が詳しい状況について調べを進めている。