造船疑獄の指揮権発動で政治生命断たれた犬養健が文芸春秋に手記を寄せていて
その中で「指揮権発動は最高検の「ある幹部」が私や検事総長を差し置いて特定の政治家に指揮権発動を吹き込んだ」
と書いている
この幹部はその一方で検察首脳会議では「断固佐藤栄作を起訴せよ」という強硬論を吐いていた
(つまり二枚舌を使っていた)

この人物はどうやら特捜を暴走させたうえで法相に指揮権を発動させて
検事総長の佐藤藤佐を引責辞任に追い込んで自分が総長になることを目論んでいたらしいという話
検察官もこういう政治的な動きをする者がいたという実例として参考になる

犬養さんは完全にとばっちりでしたね(´・ω・`)