異国で耐える外国人留学生、労働者たち 生活保護制度も必要 POSSE岩橋誠さん
会員限定有料記事 毎日新聞2020年5月6日 18時32分(最終更新 5月6日 18時33分)

 新型コロナウイルスの影響により、外国人労働者は仕事を失い、日本にいられなくなる恐れもある。
外国人労働者の相談に応じているNPO法人「POSSE」の「外国人労働サポートセンター」には、
雇い止めや休業補償のないシフト減を求められた外国人から相談が寄せられている。
センターの岩橋誠さん(30)は、外国人労働者の受け入れを拡大してきた政府に、
外国人労働者を生活保護の対象にするよう訴えている。
【和田浩明、木許はるみ/統合デジタル取材センター】

 ――新型コロナウイルスに関連し、外国人労働サポートセンターには、どんな相談が寄せられていますか。

 ◆2月下旬から4月21日までで220件の相談がありました。
それまで年間の相談は50件ほどだったのですが、その4倍です。
休業手当が支払われないという相談が多いです。
職種は公立学校や英会話学校の講師、ホテルのフロントや清掃、
レストランやカフェ、薬局の店員などです。
4月以降は、飲食店で働く専門学校や日本語学校の留学生の相談が増えました。
例えばこんなケースがあります。店長からLINEで休業の連絡が来まし(以降有料記事)

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