略奪した日本が「返してほしい」…日本から盗んできた金銅仏像の所有権で紛争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2020.05.03 13:21

窃盗犯が日本の対馬から盗んできた高麗時代の仏像の所有権をめぐる控訴審裁判が再開された。
1審で裁判所はもともと仏像があった韓国の寺の所有を認めたが、
国に代わり検察が控訴し2審裁判が進行中だ。(以下略)

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>当時裁判所は「贈与と売買など正常な方法ではなく盗難・略奪などの方法で対馬に移された後に
>安置されたと推定される。高麗史にも仏像が製作された1330年以降に
>倭寇が瑞山地域に侵入した記録が残っている点も略奪の根拠とみることができる」と明らかにした。
>
>浮石寺と信徒は歓迎したが、国に代わって訴訟を引き受けた検察は判決に不服として控訴した。
>「仏像が浮石寺所有なのかを明確にしなければならない」という名分を掲げたが、
>本音は日本との外交的摩擦を懸念した措置だった。
>
>観音菩薩坐像が窃盗犯によって韓国に持ち込まれた事実が明らかになると
>日本政府は多様な外交チャンネルを通じ仏像返還を要求した。1審判決直後には
>日本の菅義偉官房長官が「こうした判決が下されたことはきわめて遺憾」として抗議することもした。

>浮石寺の元住職の円牛(ウォンウ)僧侶は「日本政府も自分たちの所有を主張できる
>根拠や資料を立証できない状況。観音菩薩坐像に対する保存処理がされておらず
>損傷が進んでいるため早急な判決が必要だ」と話した。