それブラジルじゃねという出オチ___

来年の五輪開催は難しいと思う ーWHO事務局長上級顧問の渋谷健司キングス・カレッジ教授の警告
https://www.fnn.jp/articles/-/37646

(抜粋)
4月29日に掲載した拙著「日本の感染被害のピークはこれからやってくる」
https://www.fnn.jp/articles/-/37574
の続編である。
公衆衛生学が専門でWHO事務局長上級顧問も務める渋谷健司教授(英・キングス・カレッジ・
ロンドン)に、日本でPCR検査が少ないことについて改めて尋ねた。教授は「検査をしないなんていう
議論があった国は日本以外にない」と厳しかった。

続けて、このウイルスの極めて厄介な特徴はいつ頃から分かっているのかと尋ねると話はWHOと
各国の対応の問題になった。
「 WHOが日本も含む25か国の専門家からなる代表団を中国に派遣して2月にレポートをまとめたが、
その中に全部書いてある。しかも、徹底的な検査と隔離が必要とも書いてある。でも、各国はそれを
やらなかった。そして、今になってWHOの対応が遅かったと言い始めている。WHOも完璧ではないので、
肩を持つつもりはないが、中国寄りだとかスケープゴートにされているようで残念だ」

また、中国はもっと早くにウイルスの特性を把握していたはずという疑念については「中国がいつから
知っていたか正確なところはわからない」が、「米中対立やアメリカの大統領選挙などもあって、
今回のパンデミックは残念ながら政治に翻弄されてしまっている」と悔やんだ。