「中国はウイルス被害者」 米政権の責任論に反発 2020.4.30 22:01

 中国外務省の耿爽副報道局長は30日の記者会見で、トランプ米政権が
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り中国の責任追及の構えを見せていることに対し
「中国はウイルスの被害者であり、共謀者ではない」と述べて反発した。
中国は感染症の情報を積極的に発信し、国際社会に貢献したと主張した。

 耿氏は「国際社会に必要なのは手を携えることであり、足をすくうことではない」と強調。
米側が、不十分な感染症対応の責任を中国側に押し付けようとしていると非難した。

 またトランプ米大統領がロイター通信の取材に対して、
中国が11月の米大統領選で自身の再選阻止を図っていると主張したことについて
「選挙は米国の内部の問題で、干渉に興味はない」と否定した。(共同)
ttps://www.sankei.com/world/news/200430/wor2004300029-n1.html


核実験の指摘は「捏造」 中国国防省、米に反発 2020.4.30 22:05

 中国国防省の呉謙報道官は30日の記者会見で、米国務省の報告書が、
中国が爆発力を抑えた小規模核実験を実施した可能性があると指摘したことについて「捏造であり、
でたらめだ」と述べて反発した。中国は核実験モラトリアム(一時停止)を順守していると強調した。

 米国務省は15日に公表した軍縮・軍備管理に関する報告書で、中国が2019年を通じ、
新疆ウイグル自治区ロプノールの核実験場で活発な活動を継続していたと指摘した。(共同)
ttps://www.sankei.com/world/news/200430/wor2004300030-n1.html