>>393

徳政令は幕府が御家人を救うための制度ですね。

歴史上で有名なのは蒙古襲来です。(永仁の徳政令)

蒙古襲来(元寇)のときに御家人は侵略戦争をしてきた外国と戦ったのですが戦争は莫大な戦費がかかります。
(領地を担保にして)借金をしながら戦った御家人に幕府は土地などの褒美(恩賞)を与えることができなかったので、徳政令で借金を棒引きにした経緯があります。

その後どうなったのかと、歴史のお話をすると、借金返済を免れた御家人は取り上げずは担保にしていた領地が取り上げられなかったので良かったのですが

お金を貸していた商人が御家人にお金を貸さなくなってしまって、御家人の生活は苦しくなり、鎌倉幕府滅亡へと向かっていったのです。

これが中学や高校で学ぶ日本史(鎌倉時代の政治と経済)の流れですね。