【社説検証】新型ウイルスとWHO 産経は事務局長更迭を要求 2020.4.29 09:00
ttps://www.sankei.com/column/news/200429/clm2004290005-n1.html

> 産経は、トランプ氏の手法は乱暴だが、「WHOが中国の偽情報を広めた」とする
>その批判は正しいとし、「感染が拡大し始めた今年1月の時点で、WHOは
>『人と人の感染はない』『(国境をまたぐ)渡航禁止は必要ない』と主張」していたことを挙げた。

> もっとも、先の長い新型ウイルスとの戦いのさなかに、資金を止めるというのは尋常ではない。
>日経もWHOとテドロス氏に厳しいスタンスをとるが、
>今は感染の拡大防止に力を合わせるときであり、米国に撤回を求めるよう説いた。

> 「感染収束に向けた国際的な努力に逆行する」とトランプ氏の姿勢を厳しく指弾したのは毎日である。

> 朝日は、WHOをめぐる問題を米中対立の一側面としてとらえ、
>「この状況下で大国同士が醜い言い争いを続ける事態はあまりに不毛だ」と双方に批判の目を向けた。

> 読売は、「問題は、WHOが米中両国の争いの場となり、権威が揺らぎ始めていることだ」と指摘した。

> ■米WHO拠出金停止をめぐる主な社説
>【産経】 ・WHO改革を強く求める(16日付)
>【朝日】 ・覇権争いの時ではない(17日付)
>【毎日】 ・「自分第一」では収束せぬ(16日付)
>【読売】 ・今は国際社会が支えるべきだ(24日付)
>【日経】 ・WHOの機能を低下させるな(19日付)
>【東京】 ・拠出停止は行き過ぎだ(16日付)