たとえば私が前にいた会社の人事をやっていた人は、日比谷高校卒の秀才で、
「面従腹背」のために、神の声にだまされたふりをしていたようだが、

やはりそれでも、私の脳内雑音が気になるらしく、いちいち私に声をかけてきて
「ちょっと黙っててくれないかな」、

要するに、神の声を一定の範囲では信じていたのである。

神の声ってこわいな、と思った。

私も、こんなことをいうてるぐらいだから、神の声を0%信じているわけではない。
1%ぐらいは信じているから、

こんなわけのわからんことをいうてるんだろうけど。