【北京時事】中国国営新華社通信は15日、小泉進次郎環境相ら4人の閣僚が靖国神社を参拝したことについて、「中国は一貫して日本の要人の誤った行動に断固反対している」と批判する記事を配信した。

 記事は「侵略の歴史を直視し、深く反省するよう日本に促す」と主張した。

 新華社は4人の閣僚による参拝は「安倍政権で最多」と強調。小泉環境相に関しては「父、小泉純一郎氏が首相在任中、何度も参拝した」と伝えた。また、安倍晋三首相が全国戦没者追悼式の式辞でアジア諸国への損害に触れなかったことを挙げ、「戦争の罪や責任に対する反省に言及しなかった」と指摘した。