「酒も自由に飲めない」ホテル療養敬遠 福岡県内で3割 2020/4/26 6:00
西日本新聞 一面 前田 倫之 泉 修平 大坪 拓也

自宅待機、急変リスク
 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしている人が福岡県内で3割近くに上っている。
埼玉県で自宅療養中の男性2人が死亡したことを受け、
厚生労働省は無症状や軽症の人の療養場所について、自宅ではなくホテルなどの宿泊施設を
基本とする方針を示したが、無症状の人が入所を渋り、自宅療養を選ぶケースも相次いでいる。

 「ホテルに入るとしばらく酒も自由に飲めない。自宅の方が過ごしやすい」。
福岡市で陽性が確認された無症状の男性は、保健所職員の打診を断った。(以下略)

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> 「ホテル療養と聞いて豪華な食事を期待したが、そうではないと知って断った人がいた」。
>そう明かすのは福岡県の療養ホテルの運営関係者。家族にうつす恐れのない単身者や、
>幼い子どもの面倒を見る必要がある保護者、退院が迫る軽症者の中にも移送を断る人がいるという。

> ホテルには医師や看護師が常駐し、感染予防策を徹底。「医療スタッフがいるから
>自宅よりホテルの方が安心感、信頼感がある」と話す入所者もいる。
>宿泊費や弁当などの食事代はかからない。それでも、県が北九州、福岡両市に
>1棟ずつ計674室確保したホテルの入所者は87人(25日時点)にとどまっている。