>>39

> 前回『安倍官邸と大違い! 韓国大統領府ホームページの驚異の「民主化」力』に引き続き、
>「コロナ19事態」における韓国の「災難支援金」について書く。
>
> 外国人を含めるかどうかの対象者に関する文言は一転二転した。
>初めは「韓国籍に限る」と発表され、その後「内国人に限り」という言葉に変わった。
> しかし、詳細が公式に発表された時、結局、居住外国人は「内国人」の範疇に入らなかった。
>日本国籍の私は、やっぱり除外された。腹が立った。
> 私は、日本でも支援金は貰えない。
>長期海外滞在を見越しているので、日本の住民表は抜いて来ている。

> 振り返ると、私の在日2世の母も、親戚のほとんども、常に制度的排除を経験してきた。
>幼いころから、悔しい体験や不条理だと感じている母の気持ちは痛いほどよく分かり、
>一心同体のように思っていたが、日本国籍の私と韓国籍の母には、絶対的な権利の違いがあった。
>だから、大好きな母と一緒になりたくて「韓国籍にかえる!」と言って母の表情を曇らせたこともあった。
> 今回、ヘンな話だが、国籍で排除されたことによって、
>少し、母に近づけた気がした。こういう思いの積み重ねを在日はして来たんだと。

> 「国家」がある以上、「国民」と「それ以外」という絶対的で根底的なカテゴリーができ、
>それに追随する不条理や格差が発生する。100歩譲って、国籍で分けるとしても、
>せめて地方参政権でも与えなければ、「居住外国人」は発言すらできない。
> ――その上で成り立つ社会でいいんですか?
> 弱者、外国人を犠牲にしながらの安住って、心地良いわけない。
>良心ある者たちも、いざとなると目をつぶってしまう社会。声をあげることが出来ない社会。
>日本も韓国もまだまだその点では後進国のように思える。