コロナ対応、政府の混乱批判 補正審議で徹底追及の構え―野党 2020年04月17日18時34分

 立憲民主党など主要野党は17日、緊急事態宣言の全国への拡大や一律10万円支給への転換など、
政府の新型コロナウイルス対策が混乱しているとして厳しく批判した。
今月下旬で調整されている2020年度補正予算案の審議で、安倍晋三首相を徹底追及する構えだ。

 野党共同会派の山井和則氏は17日の衆院厚生労働委員会で、首相に対し
「国民の命と生活に関わる判断にしてはいいかげん過ぎる。ころころ方針が変わっている」と非難。

立憲の安住淳国対委員長は記者団に「(引き続き)国会で厳しく追及する。
リーダーが朝令暮改をやれば、何を信じていいか分からなくなる」と語った。

 国民民主党の原口一博国対委員長はツイッターで、補正予算案の組み替えで
成立がずれ込むことを踏まえ「緊急事態宣言の中で1週間のロス、混乱は取り返しがつかない」と指摘。

共産党の田村智子政策委員長は会見で「(政府の認識は)国民の現状からかけ離れている。
まともな補正予算にする審議時間が必要だ」と強調した。

 ただ、主要野党は補正予算案への賛否について、世論の動向も見ながら慎重に判断する方針だ。
立憲の国対幹部は、要求していた10万円支給が盛り込まれたことから
「賛成する要素は増えた。悩みどころだ」と語った。
ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2020041701012


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ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20200417/k10012393031000.html