不自由展で物議の美術家、新作をネット公開 配給つかず 西田理人 2020年4月14日 16時49分

 昨秋、山形市で国内初上映された現代美術家・大浦信行さんの新作映画「遠近を抱えた女」が
動画配信サイトで公開されている。昨年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、
大浦さんが出品した別の映像作品への抗議が相次いだこともあり、
国内では上映機会に恵まれないが、作品のプロデューサーは
「特定のイデオロギーに従属する作品ではない。純粋な映画として評価してほしい」と願う。(以下略)

ttps://www.asahi.com/articles/ASN4F725RN49UZHB00T.html

> 大浦さんはあいちトリエンナーレの企画展に、別の映像作品を出品。
>新作映画にも含まれる、昭和天皇の肖像などをコラージュした版画が燃やされるシーンに対して
>抗議が相次いだ。ほかの作家の作品への抗議も後を絶たず、企画展は一時中止される騒ぎに。
>大浦さんは「自己の内面を作品化したもので、批判や冒瀆(ぼうとく)といった政治的意図はない。
>天皇を表現することへのタブーが、いまだ根強いことを痛感した」などと話していた。

>新作映画にも含まれる、昭和天皇の肖像などをコラージュした版画が燃やされるシーン