基金会の康淑華執行長によれば、日本側は陳情書を受け取ったものの、反応や謝罪は無かったという。

康執行長は、いまだに日本政府からの謝罪を得られていないと不満を露わにする。

昨年日韓の政府が慰安婦問題について合意を達成したことに触れ、被害者の人権を考えたものではなく、反省を伴わない政治取引だと批判した。

基金会の黄淑玲董事長によると、同団体が設置を計画している慰安婦記念館は12月10日に開館予定。

黄董事長は、安倍晋三首相や交流協会の代表者が同館を訪れ、元慰安婦に謝罪とあいさつをしてくれればと願った。

康執行長は、日本政府からの返答が得られない場合は、来年の8月15日も再び交流協会前で抗議活動を行うと語った。