新型コロナ休業対策 ヨーロッパでは事業者に補助金
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200414/k10012385751000.html

スピード重視 業種も絞らず ドイツ

峯さんは、補助金の申請をすべてインターネット上で行いました。納税者番号などを打ち込み、顧客が減ったかなどを尋ねる項目にチェックをして、
10分ほどで完了したといいます。その2日後には3か月分の補助金として5000ユーロ、およそ60万円が振り込まれたということです。
ただ、州によって補助金が支給されるまでにかかる時間には違いがあるということです。

峯さんは「税金は納めてきましたが、ドイツ人ではない自分がそんなに大きな額をもらえるのだろうかと思っていたので、びっくりしました。
芸術家も対象に含まれていて、心強く感じます」と話しています。

雇用維持なら賃金の80%肩代わり イギリス

イギリス政府は外出制限の発表に先立って、事業者への支援策を打ち出しました。仕事がなくても従業員を雇い続ける事業者に対しては、
その規模や事業内容にかかわらず、従業員ひとり当たり賃金の80%を月2500ポンド、およそ34万円を上限に肩代わりします。

日系企業の中にも休ませている従業員に賃金を支払うためこの制度の活用を希望するところがありますが、申請受け付けはまだ始まっておらず、
企業が補助金を受け取るまでには時間がかかる見通しです。