中国空母、南シナ海で訓練 米軍に活動誇示 2020年04月13日20時01分

 【北京時事】中国国営新華社通信は13日、海軍の高秀成報道官の話として、
空母「遼寧」が南シナ海などを航行し訓練を行ったと伝えた。
アジア太平洋地域で活動する米海軍の空母で新型コロナウイルスの感染が広がり
米軍の即応能力低下が懸念される中、中国軍は自らの空母が正常に活動していると誇示した形だ。

 高氏によると、遼寧をはじめとする艦艇は沖縄本島と宮古島の間を通過し、
台湾とフィリピン間のバシー海峡を経て南シナ海に向かった。
高氏は「年次計画に基づき、国際法に合致する」と強調。
「今後も同様の活動を行い、空母艦隊の作戦能力を向上させる」としている。

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