先人は「401棟の検疫所を2か月で」 小池都知事「学ぶところ大」
4/13(月) 0:38配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00010000-wordleaf-soci

後藤新平は医師であるとともに、満鉄初代総裁、内相、外相、東京市長などを歴任した人物。
小池知事によると後藤は日清戦争(1894〜95年)後に、コレラが大流行していた中国から帰還する兵士約20万人の検疫、
受け入れ態勢の構築に携わり、「伝染病に対して果敢に取り組んだ先駆者としての実績がある」と強調した。

どのような実績なのだろうか。小池知事は言う。

「(後藤は)瀬戸内海の島3か所に、計401棟の検疫施設をわずか2か月で完成させて、帰還兵を迎える場を作った。
当時は予算があまりに過大じゃないか、と批判もあったようだが、刻一刻と迫る危険を前に、人々の理解を得ながら水際作戦を大胆に実行した。
その結果、後藤新平はこの歴史に残る大検疫をわずか3か月という短期間で見事成し遂げた。そして、日本をコレラ大流行から守った」