※これは医学部で習ったはずですけどね?

カルメットらは,最初 BCG を新生児に口から飲ませ ていました(経口投与)。しかし,この投与法では効果がいまひとつ不確実だったので,
皮下注射が試みられましたが注射局所に潰瘍や膿瘍ができやすく,まもなくもっと浅く注射する皮内注射に替わりました。
それでも,皮内注射は技術的に難しく,しばしば誤って皮下注射になってしまって潰瘍や膿瘍ができたり,
正確に皮内に注射が行われた場合でも注射局所に直径数ミリのかなり目立つ瘢痕が残るので,もっと安全で醜い痕を残さない接種方法として
経皮接種が世界中でいろいろ工夫されました。現在わが国で行われている 9 本針の管針を使う方式は最も洗練された経皮接種法です。

https://jata.or.jp/rit/rj/332P15-16.pdf