「まさか0歳児が…」 通常防備の山梨大病院、56人濃厚接触
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000506-san-hlth

島田学長らによると、乳児であることや、両親に風邪症状がないことから新型コロナを疑わず、医療スタッフはマスクの着用など
通常防備の「標準予防策」と呼ばれる装備で処置にあたった。

 女児は肺のCT検査で軽度の肺炎とみられたが、小児科の教授が、他の医師が難色を示す中、新型コロナのPCR検査に踏み切ったところ、
陽性だった。

 このため、結果が出るまでに関わった、小児科医8人▽救急部医師4人▽研修医5人▽集中治療室(ICU)看護師15人
▽放射線技師2人▽薬剤師1人▽第2外科医師1人▽臨床工学技士2人▽安全管理部看護師1人▽外来看護師2人
▽看護助手2人▽病棟医師事務作業補助者1人−の計44人が濃厚接触者となり、2週間の自宅待機となった。

 周辺の病院と連携して診療態勢は維持しているが、武田正之病院長は「オーバーシュート(爆発的患者急増)が起きたら対応できない」と指摘。