※宇宙港による九州全域の工業の発展が見込めるのです。

アジアにも拠点をつくろうと、19年6月にANAホールディングス(東京都)と候補地探しや航空機整備などに関する協定を締結。
宇宙港の日本誘致に動く一般社団法人スペースポートジャパン(東京都)の協力も得て、大分空港が最適と判断した。

関係者によると、大分空港は3千メートル級の長い滑走路があり、航空便の混雑がないことなどが決め手になった。
観光県で鉄鋼、石油化学、自動車、半導体と製造業の基盤も整っており、宇宙港と連携した地域産業振興の可能性も評価されたという。
ヴァージン社と県は2日夜、計画を明らかにした。県は同社と提携し、「開港」に向けた準備や手続き、環境整備を進める。
国内のロケットの打ち上げ拠点は、種子島宇宙センター(鹿児島県)など垂直発射型が4カ所にある。