懸念高まる「医療崩壊」 感染拡大で役割の明確化急務
3/27(金) 23:50配信産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000622-san-hlth

都内の感染者は26日時点で全国最多の計259人。
新たな感染者は25日から3日連続で40人を超えており、患者を受け入れる専用病床は埋まりつつある。

現在は検査で陽性なら軽症や無症状の人も入院対象で、患者がさらに増えれば人工呼吸器や人工心肺装置を使った重症患者のケアに支障が出かねない。
十分な医療が提供できずに死者が続出するという事態は、最も避けたいシナリオだ。

政府は今後の感染動向により、軽症や無症状の人を自宅療養に切り替える方針を表明。
19日には症状の軽重に応じて患者の受け入れ先を検討する「調整本部」の設置を都道府県に要請した。
新型コロナの患者を重点的に受け入れる医療機関の設置なども促し、専門医らを集約し、治療に当たる態勢の整備を急ぐ。