ベルギー、4/5まで封印

3月17日(火)、国家安全保障会議が開催され、強化措置が決定された。これは、一方で、ベルギーにおける新型コロナウイルスの拡大の進展に基づく措置であり、また、昨日及び今朝、
CELEVAL(評価ユニット)によって策定された新たな結論及び勧告によるものである。
以下の措置は、3月18日火曜日正午から4月5日まで効力を生ずる。
(1)市民は、家族の外での接触を最大限避けるため、自宅待機しなければならない。
●仕事を除く。
●必要不可欠な移動(通院、食料品、銀行、薬局、郵便局、給油、必要な者の介護)を除く。
●野外での活動は許可され、推奨される。同じ屋根の下で住んでいる家族と友人とともに運動をすることも可能。同じ屋根の下に住んでいる家族と外出することも可能。お互いの個人の間に合理的な距離を確保することが重要である。
●集会は、許可されない。
(2)規模を問わず、企業は、例外なく可能なすべての役職においてテレワークを実施しなければならない。
●テレワークの実施が難しい場合、社会的距離の尊重を誠実に守らなければならない。このルールは、働く場所、及び、雇用者が手配する移動手段の中において適用される。企業がこの義務を順守できない場合には、その企業は閉鎖しなければならない。
●当局が社会的距離の措置が守られていないと判断する場合、一回目は、重い罰金を課される。さらに、制裁に従わない場合には、企業を閉鎖する。
●この措置は、必要不可欠な部門や重要なサービスについては適用されない。しかしながら、社会的距離のルールを可能な限り順守するよう注意しなければならない。
(3)必要不可欠ではない店舗は、食料品店、薬局、ペットショップ、本屋を除き閉鎖する。
●大型店では入場が規制され、決められた数の顧客に入場制限される(10平方メートルあたり1名に来客制限し、買い物時間は30分以内とする。)
●カフェは、テラスにおいてあるものを中にしまわければならない。
●夜間開店している店舗は、社会的距離を尊重し、22時まで開店してよい。
●理容・美容店は、同時にサロンに入れる顧客を1名とする。
(4)公共交通機関は、社会的距離が保たれるようにしなければならない。
(5)ベルギー外への必要不可欠とはみなされない出国は4月5日まで禁止される。
(6)屋外のマルシェは、閉鎖される。ただし、食料品露店については必要不可欠な場合に限り、許可される。
最後に、基本的な衛生措置をとるよう注意を喚起する。

フライドポテト屋とムール貝屋はセーフですか___________