<悲劇に突き進む韓国>
韓国の医療関係者は明日も、国民からの期待と政府からの指示に応える形で、疲労困憊する中、
大量の「検査」希望者の要望に応え、病院に殺到する感染者への「措置」に追われる事となる。
こうなってしまえば、シナリオの行く先は幾つかしかない。

医療関係者の懸命の努力にも拘わらずウイルスの抑え込みに失敗して流行が更に拡大し、
遂には医療機関の能力を超える「医療崩壊」が、大邱のみならず全国に広がる悲劇的な結末を迎えるものである。

この場合、どこかの段階で韓国政府は、自ら進んで方針を転換し、国民を説得する事が必要になるが、
「ろうそく革命」により成立し、市民の声に応える事を至上命題とする文在寅政権が、
選挙を目前としてこのリスクを取る事ができるか否かは、極めて不透明と言う他はない。