日本の入国制限 「対応は不可避」=韓国首相
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200307000400882
【大邱聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は7日、日本政府が韓国からの入国を
大幅に制限することへの相応措置について「日本側の不当な措置に対する相応の措置は不可避だ」
との考えを示した。大邱市庁で開かれた中央災難(災害)安全対策本部の会議で述べた。

丁氏は「日本政府の今回の措置は科学的でもなく賢明でもない」と指摘した。

日本政府は5日、韓国からの入国者に対し指定場所での2週間の待機を要請することや
韓国人に対する査証(ビザ)免除制度の一時停止、入国拒否の対象地域の拡大といった水際対策強化を発表した。
これに対し韓国政府は6日、9日午前0時から日本からのビザなし訪問を中止し、発行済みのビザの効力を停止すると発表した。

丁氏は「新型コロナウイルスを巡る事態は人類の危機であり、国内の連携だけでなく国際的な協力が重要だが、
われわれの古くからの隣国である日本の政府は遮断と背をそむけることを選択した」と述べた。

また、韓国の新型コロナウイルスの検査が世界最高レベルであり、検査の規模や検査結果の透明性は、
世界が新型コロナウイルスの特性や致死率などを把握する上で役立っていると強調。
その上で「日本は果たしてわれわれのように透明で積極的なのか疑わしい状況だ」と述べた。