広島県で初の感染確認 広島市の30代男性 7回受診したのに…
2020年3月7日 11時56分

広島市は市内に住む30代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと
発表しました。広島県内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは初めてです。

広島市によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは
広島市に住む30代の自営業の男性です。

市によりますと、男性は先月上旬からせきの症状を訴え、
15日から今月4日にかけて3つの医療機関を7回にわたって受診しましたが症状が改善せず、
5日、4つめの医療機関を受診したところ新型コロナウイルスに感染している疑いがある
として、6日遺伝子検査を行った結果、感染が確認されたということです。

広島県内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは初めてです。

男性は、現在、感染症指定医療機関に入院して治療を受けていますが重症ではないということです。

男性は発症前の14日以内に中国などへの渡航歴はなく、発症後はマスクを着用していたということです。

広島市は、男性の家族や受診した医療機関の関係者などとの接触状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200307/k10012318741000.html