<新型コロナ>国立感染研 現場は悲鳴 歴代政権下で人員・予算減 2020年3月7日 07時06分

 新型コロナウイルスの感染に関する検査や終息に向けた活動を行う
国立感染症研究所(東京都)の人員や研究費の減少傾向が続いている。
外部の有識者は十年前から今回のような感染症流行時に支障を来すとして増員、増額を要望していたが、
歴代政権は聞く耳を持たなかった。研究者らは感染拡大への対応に追われ、
専門家は「政府は対策を軽視していた」と批判する。 (川田篤志)

 「国民に不安を与えるから『新型コロナウイルスの対応が大変』と
研究者たちは言わなかったが、人や予算があった方が良いのは明らかだ」
 感染研の複数の研究者と二月下旬に意見交換した
全厚生労働組合の川名健書記長は現場の苦労をおもんぱかる。
別の関係者も「もともと研究者が少ない中で現場は悲鳴を上げている」と打ち明ける。(以下略)
ttps://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020030790070637.html

> 一〇年から五年間委員を務めた地方衛生研究所全国協議会の小沢邦寿・元会長は
>「新型コロナのような緊急事態こそ、日ごろの基礎研究が大切になってくる」と強調。「グローバル化で
>感染症の流入は避けられず、予算や人員を充実させておくべきだった」と政府の対応を批判する。

ttps://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2020030799070637.jpg
2010年度から減ってますね。