中国、1月に肺炎情報公表を禁止 検体廃棄も指示
2020/2/27 21:34 (JST) 2/27 22:20 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社

 【北京共同】中国のニュースサイト「財新ネット」は27日までに、
国家衛生健康委員会が1月3日、湖北省武漢市で発生した
新型コロナウイルスによる肺炎に関し
「いかなる組織も個人も、無断で検査結果などの情報を
外部に公表してはならない」との通知を出していたと伝えた。

 通知は医療機関などに対し、新型肺炎に関する情報や検体を、
許可を得ずに別の組織や個人に提供してはならないと規定。
検査機関などが検体の提供を受けていた場合、廃棄するか、国指定の機関へ送るよう要求した。

 武漢では昨年12月上旬に原因不明の肺炎が発生。
早期に情報発信した一部の医師らは摘発された。

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