イオン駐在員、武漢で苦闘中 「暮らし守りたい」配送も 有料記事 新型肺炎・コロナウイルス
長橋亮文 森田岳穂、友田雄大、箱谷真司 2020年2月21日 20時10分
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>「封鎖」後も営業続けたイオン
> 流通大手イオンは武漢市が1月23日に「封鎖」されてからも約1カ月間、
>市内で総合スーパー5店の営業を続けている。イオンによると、同市では外部との交通が
>厳しく規制されている状態ながらも、日本人の駐在員が安全対策や商品の調達に奔走してきたという。
>
> 封鎖が始まった23日、市商務局から営業を続けるよう依頼があった。
>店頭では、入店時の客の体温測定とマスク着用が義務づけられた。出勤できない従業員もいて
>少人数での営業となり、春節の25日からは営業時間を午前9時〜午後3時と短くした。

> 封鎖の長期化とともに課題となったのが商品の調達だ。
>春節の期間中は土産品などの品ぞろえを充実させていたが、望まれたのは生鮮食品や日用品。
>休業中の取引先に頼んで商品を手配し、小麦粉などは広東省広州市からチャーター便で仕入れた。
>地域間の人の出入りの制限がさらに厳しくなった現在は、
>ネット販売や店舗近くへの配送も開始。おむつなどの注文が増えているという。
>
> 「地域の一員として日々の暮らしを守りたい。ただし従業員の健康と安全を最優先することが前提。
>リスク回避について説明し、安心して勤務できる体制をつくっている」
>「人手は十分ではないが、みなさん、がんばって出勤している」。駐在員の一人はこう話しているという。