つり革から顔へと触る危険性 新型コロナで学会が警告
2/21(金) 21:35配信朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000062-asahi-soci

糖尿病や心不全の患者、透析を受けている人、抗がん剤や免疫抑制剤を使っている人、高齢者は、感染すると重症化しやすいとされる。
両学会は、こうした人は多くの人が集まる場所に行くことは控え、毎日、朝と夕方に体温測定するよう求めた。
また、病院や介護施設は高齢者らが多いため、ウイルスの持ち込みに注意が必要だと指摘。病院や施設での面会は控えるよう求めている。

市民が注意すべきこととして
▽電車やバスでつり革や手すりなどを触ったら、鼻や口、目などを触らない
▽会社や学校、自宅に着いてから手洗いをしっかりする▽時差通勤やテレワークを活用する
▽37・5度以上の発熱やせき、倦怠(けんたい)感があるときは会社や学校はなるべく休んで自宅で安静にし、マスクをつける、などを挙げた。

風邪やインフルエンザなら、3〜4日たつと改善傾向がみられるが、新型ウイルスは症状が長引く特徴があると指摘。
4日たっても発熱が続き、息が苦しい、呼吸器症状が悪化しているときは肺炎が疑われるため、すぐに帰国者・接触者相談センターに相談するよう求めた。