クルーズ船の検疫態勢、「カオス」との批判に当局が反論
2/21(金) 1:03配信AFP=時事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000000-jij_afp-int

加藤勝信(Katsunobu Kato)厚生労働相は、当局は最善を尽くしており、厚労省職員のみならず、自衛隊や医療従事者らも全力で対応していることを理解してほしいと述べた。

また国立感染研究所(NIID)はダイヤモンド・プリンセスの状況について、新たな報告書を公表。
これには、同船で検疫が開始される前に「COVID-19(新型ウイルス感染症)の実質的な伝播(でんぱ)が起こっていたことが分かる」と書かれている。

同報告書では暫定的な結論として、「検疫による介入が乗客間の伝播を減らすのに有効であったことを示唆している」と記している。

同研究所はさらに、当局が直面した特殊な状況に触れ、「クルーズ船の性質上、全ての乗員乗客を個別に隔離することは不可能であった。
客室数には限りがあり、乗員はクルーズ船の機能やサービスを維持するため任務を継続する必要があった」と報告している。