※石炭火力発電所は日本の製造技術が生かされてるのです。

IHIが30年ぶりにボイラ製造設備刷新へ、肝はパイプ曲げ!
2019/9/25(水) 16:39配信日刊工業新聞電子版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00010002-nkogyo-ind

IHIは2020年上期に相生工場(兵庫県相生市)の火力発電所向けボイラ製造工場のパイプ曲げ設備を約30年ぶりに刷新する。

投資額は数億円。脱炭素化の流れで火力発電への逆風は強まるが、新興国を中心として石炭火力に根強い需要がある。
中核設備を刷新することで工程のボトルネックを解消し、納期に対する柔軟性を高める。パイプ曲げ加工能力は全体で現行比50%増となる見通しだ。

刷新するのはコイルエレメントの連続曲げライン。コイルエレメントはタービンを回す高温高湿な蒸気が通過するボイラ内の構成部品。
2ラインのうち、1ラインを最新鋭の設備に切り替える。曲げ工程は「コア技術が詰まっている」(永吉正和相生工場長)。
自動化につながる仕組みを盛り込み、加工時間を短縮する。