イラン、旅客機撃墜で指導部に抗議デモ 革命防衛隊を批判 2020年01月12日16時31分

 【ベイルート時事】イランがウクライナ旅客機撃墜の責任を認めたことを受け、
イラン各地では11日、それまで事実を隠蔽(いんぺい)していた指導部などに抗議するデモが行われた。
首都テヘランでは約1000人が参加し、最高指導者ハメネイ師や、
誤射による撃墜を犯した精鋭部隊「革命防衛隊」に対し「恥を知れ」と気勢を上げた。

 報道によると、抗議デモはテヘランをはじめ、南部シラーズ、中部イスファハン、西部ハマダンなどで発生。
インターネット交流サイト(SNS)では、治安部隊がデモ隊に
催涙ガスや放水で強制排除を試みる様子を撮影した動画が出回った。

 デモ隊はさらに、米軍に3日殺害されたイラン革命防衛隊コッズ部隊の
ソレイマニ司令官の写真を引き裂くなどして怒りを表明した。

 ロイター通信によれば、改革派指導者のカルビ元国会議長は、
ハメネイ師が撃墜の責任を取って辞任するよう訴えた。
イラン国内でも、米国との緊張が高まっていた時に
当局が旅客機の離陸を許可したことを疑問視する声が上がっている。

ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2020011200171

> デモ隊はさらに、米軍に3日殺害されたイラン革命防衛隊コッズ部隊の
>ソレイマニ司令官の写真を引き裂くなどして怒りを表明した。

> ロイター通信によれば、改革派指導者のカルビ元国会議長は、
>ハメネイ師が撃墜の責任を取って辞任するよう訴えた。