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アメリカを敵に回したゴーン 密出国で暗躍した「元グリーンベレー」と薄気味悪い人脈 | 文春オンライン
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> 法廷資料や過去の報道によると、1960年生まれのテイラーはグリーンベレーとして知られる
>米陸軍特殊部隊に所属し、その後は米連邦捜査局(FBI)への情報提供者として麻薬組織に関与。
>またアフガニスタンやレバノンなどで現地兵の訓練に携わるなど、多彩なキャリアを積んできた。
>レバノン時代に出会って結婚した妻はレバノン人だ。
> 安全対策のコンサルタントとしても活躍しており、過去には米フォックスニュースのインタビューに応じ、
>空港の安全対策の不備について言及していたというから、
>今回の密出国にこれほど適任な人材もいなかっただろう。

> テイラーが、「ダークサイドに墜ちた」男であったことが白日の下にさらされたのは
>米国の国防総省で請け負ったアフガニスタンでの米軍への5400万ドルの
>訓練事業に対する入札不正疑惑が浮上してからだろう。
> FBIは捜査に乗り出したが、テイラーはFBIの捜査官に多額の報酬を約束するなどして
>捜査を妨害するよう依頼。15年、この捜査官は贈賄で禁錮10年の判決を言い渡され、
>テイラーも詐欺などの罪で13カ月の刑を言い渡され、服役した。
> 米国国防総省やFBIまで手玉に取った男。それがテイラーだ。
>日本の裁判所や、入管当局などを出し抜くのは、赤子の手をひねるようなものだったろう。

> レバノン人のネットワークが構築されているのはビジネスという表の世界だけではない。
>国際連合の薬物・犯罪事務所の報告によれば、西アフリカでの麻薬密輸、
>ダイヤモンド密売、石油の違法取引、売春、マネーロンダリングなどには
>レバノン人のネットワークが関わっているという。いわば「裏」ネットワークだ。
> テイラーは潜入捜査官としてレバノンで麻薬取引に関わったほか、現地軍の軍事教練も担っている。
>つまり、レバノンの裏とも表とも接点がある。ゴーン元会長にこの男をつないだのは誰なのか。
>捜査の進展次第で、ゴーン元会長とレバノン人の「裏」ネットワークとの
>接点が見えてくる可能性も否定できない。