新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年東京五輪・パラリンピックを目指す各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)が会場視察のための来日を断念するケースが相次いでいることが13日、分かった。
大会組織委員会は対応策として本番で使用する競技会場の画像や動画といった関連資料を、NOCなどに専用ネットワークで提供する方針を固めた。


 関係者によると、新型コロナウイルスの感染が広がった2月以降、複数のNOCや大会関係者が会場視察を中止。少なくとも10を超える国の団体が見合わせたという。
 中には東京オリンピック開催の見込みがなくなったとして視察をやめたところもあるという。