ゴーン被告を今週聴取へ レバノン、身柄引き渡し拒否 2020年01月05日15時11分

 【ベイルート時事】日本からトルコ経由でレバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告に
対し、レバノン検察は今週、事情聴取を行う見通しだ。国際刑事警察機構(ICPO)が
日本の要請に基づき、レバノン側に本人の身柄拘束を求める手配書を出したことを受けた措置。

 レバノン当局は日本と犯罪人引き渡し条約を結んでいないことなどを根拠に、
日本側への身柄引き渡しを拒否する姿勢を重ねて示している。地元英字紙デーリー・スターによれば、
レバノン検察は日本の司法関係者が聴取に同席することを認めるか検討する。

 聴取は、日産資金を自身に還流させたなどとして日本で起訴された事件が対象になるとみられる。
日本からの逃亡については、レバノン当局は
「合法的に帰国した」(同国外務省)とみなしており、不問となる公算が大きい。
ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2020010500239


英のEU離脱、今月末に実現へ 通商協定交渉の行方が焦点
2020/1/5 15:19 (JST) 1/5 15:20 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社

 【ロンドン共同】2016年の国民投票から約3年半を経て、
英国が今月末、欧州連合(EU)を離脱する見通しだ。離脱に必要な関連法案の手続きが残るが、
ジョンソン首相率いる与党は昨年12月の総選挙で大勝しており、新法成立は確実視される。
国を二分してきた議論は区切りを迎え、焦点は離脱後の英EU関係を規定する通商協定交渉へと移る。

 「今年は英国にとって素晴らしい1年になる」。ジョンソン氏は2日、
両手の親指を立てた自身の写真と共に、ツイッターに投稿した。新年の辞でも月末の離脱を遂げ
「英国の可能性を解き放つ年にしよう」と訴え、分断された社会の融和を進める決意を強調した。
ttps://this.kiji.is/586438882236499041